英語長文を速く読む方法 ~ 速読という罠 ~

こんにちは。
個別教育リバースです。

先日、教室内で中3生を対象に模擬試験を実施しました。
テストが終わってある生徒がこんな質問をしてきました。

「先生、英語の長文ってどうやったら速く読めるんですか?」

この質問には以下のように答えました。

「一つ一つの単語の意味と品詞が分かって、主語と動詞が分かれば自然に速く読めるようになるよ。」

これは、英語に限らず「現代文」や「古文・漢文」についても同じことが言えます。語句の意味と文の主語・述語など一文が正確に分からなければ速読など出来るはずがありません。単語が集まってになり、文が集まって段落に、段落が集まって文章が出来るのです。

巷には、英語速読や速読法などが流行っています。目の動かし方や飛ばし読みの方法など様々あります。いくら眼球を速く動かせるようになっても、飛ばし読みが出来るようになっても正確に内容が理解できなければ意味がありません。

是非みなさんも一文一文を正確に読むトレーニングを続けてください。確実に効果が上がり、成績は向上します。逆に基礎学力がない段階で、速読法に頼って成績の上がった人には出会ったことはありません。
どちらが正しい方法かは一目瞭然だと思います。

よろしくお願いいたします。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大嶋 了輔のアバター 大嶋 了輔 個別教育リバース 教室長

神戸大学大学院修了。大手予備校職員、予備校講師、大手個別指導塾にて教室長を務めたのち退職。2013年から大手個別指導塾FCオーナーを経験後、2019年に伊丹市野間にて「個別教育リバース」を立ち上げ。2024年に「リバース予備校」を開校して現在に至る。