こんにちは。
個別教育リバースです。
本日は、映像授業について取り上げます。かつては代々木ゼミナールのサテライン講座が全盛でした。それが今では、現役高校生にターゲットを絞った東進衛星予備校が全国を席巻しています。林修氏がメディアに登場し始めてからその勢いに拍車がかかっているようです。それ以外にも河合塾ナマビス、学研プライムゼミなど大手のものや中小の塾・予備校のものなど映像授業は飽和状態となっています。
そんな中、リクルートが2012年から受験サプリの名称で配信を開始した「スタディサプリ」が教育業界に革命を起こしています。
何がそんなにすごいのかというと、①価格が安い(1ヶ月980円税別)
②個人申込みで自宅視聴できる ③プリントアウトするならテキスト代が無料(製本のものは有料)④小4~高3までの全教科、英検、公務員試験、簿記、教養講座が見放題
なぜこんなに安くできるかというと日本最大の情報関連会社リクルートのスケールメリットを活かして運営されているからです。リクルートのメリットとして、優秀な高校生の個人データを多く収集し、就職・転職時の顧客として囲い込むのが狙いと考えられます。
作家の佐藤優氏が推薦していたのと『ドラゴン桜2』で取り上げられていたので、私も登録してみました。視聴した感想としては、講義レベルは高く、東進衛星の講師と遜色ないという印象です。(東進衛星講師の教え方は主に参考書での比較です。)
本当に革命的です。やる気があれば、日本全国どこでも低価格で質の高い講義が受けられます。『ドラゴン桜2』第3巻巻末には「スタサプ」のみで難関大学に合格した大学生の座談会を載せています。また、一部の公立高校では大学受験対策として「スタサプ」を推薦しているようです。
もちろんデメリットもあります。①価格が安いので登録したまま視聴しない。
②1講義がチャプターごとに区切られて確認テストもあるが、長時間視聴し続けると眠気を感じる。
つまり、学力の高くない生徒は途中で投げ出すか、視聴しても眠たくなり講義の内容が定着しない可能性が高いです。
リバースでも高校生には「スタサプ」を推奨しています。個別指導で行う授業と「スタサプ」授業の両方が生徒にとって効果的だからです。おそらく「東進衛星」と「スタサプ」以外の映像授業は淘汰される可能性が高いと私は見ています。その時、個別指導との相性、使いやすさ、生徒さんの利便性を考えた時にリバースでは「スタサプ」を徹底活用しようと考えています。もちろん途中で投げ出さないように進捗チェックを行い、質問にも対応していきます。
© 個別教育リバース. All Rights Reserved.